令和6〜8年度 関東甲信工事局 中津川鉄道建設所 発注者支援業務
事業の背景と目的
本業務は、次世代の超高速交通機関として推進されるリニア中央新幹線(品川・名古屋間)の建設事業において、JRTT中津川鉄道建設所が管轄する岐阜県中津川市周辺の土木・施設工事を円滑かつ確実に行うための「発注者支援(技術支援)」を行うものです。
中津川エリアは、新たな旅客駅「(仮称)岐阜県駅」や、全線の保守・運用の要となる「中部総合車両基地」、木曽川水系の橋梁、長大山岳トンネルなど、極めて難易度の高い大規模土木構造物が集中する最重要拠点です。
令和6〜8年度(2024〜2026年度)はこれら工事が最盛期を迎える重要な期間であり、高い専門技術を持つ技術者が発注者と一体となって現場のマネジメント業務を補佐・代行し、プロジェクト全体の安全・品質・工程・コストの最適化を図ります。
主な業務内容
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工事監督・施工管理支援業務
複数の巨大工事が同時並行で進む現場における厳格な施工確認を実施します。
- 品質管理
- 現場立会検査、各種計測データの確認、材料の品質証明書の照査。
- 工程・安全管理
- 施工パッケージ間の干渉調整、進捗管理、労働災害防止の安全パトロール。
- 環境保全管理
- トンネル湧水や工事用排水の処理状況、騒音・振動対策などの点検と是正。
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設計変更および積算業務の支援
自然を相手とする土木工事特有の、当初設計からの条件変更に迅速に対応します。
- 設計変更
- 地質不良や想定外の湧水などに伴う追加工事・工法変更の数量計算および図面修正。
- 変更積算
- 最新の積算基準や現場実態に即した歩掛を用いた変更積算資料の作成。
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関係機関協議および地元調整の支援
インフラ整備に不可欠な、行政機関や地域住民との円滑な連携をサポートします。
- 機関協議
- 国土交通省、岐阜県、中津川市、警察、インフラ事業者等への許可申請・協議用資料の作成。
- 地元調整
- 工事車両の通行や夜間作業について、地域住民へ説明するための分かりやすい図説資料等の作成。
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情報化施工および完成データ管理支援
- データ管理
- 施工業者から提出される完成図書、品質・写真データ、BIM/CIMモデル等の審査・照査を行い、将来の維持管理に繋がる体系的なデータ基盤の構築を支援します。
本事業が果たす役割
事業スケールが桁違いであり、極めて高い技術的難易度が求められる中津川エリアにおいて、本業務は豊富な現場経験に基づく専門的知見を発注者に提供します。不確実性の高い現場での迅速な意思決定を促し、リニア中央新幹線の着実な整備に向けた確固たる基盤を築き上げるという重要な使命を担っています。